植物肉 じわり食卓に

8月3日日経新聞夕刊で、表記タイトルの記事を見ました。

イオンのプライベートブランドで大豆由来の植物肉が販売されており売り上げは計画通りに推移しているとのことです。首都圏で今年3月から販売を始め、現在はグループ企業含め200店舗で扱っているそうです。
他にも、伊藤ハムは『まるで肉!』シリーズ、プリマハムは『トライベジ』と言う名前でハンバーグや揚げ物などを販売しているそうです。


植物肉などを使ったオンライン料理教室(料金4500円)は、毎回満員となるほどの人気ぶりだそうです。健康を意識している人だけでなく最近は環境への意識が高い人も参加しているようで、SDGSがキッチンにも広がっている一つの事例と言えそうです。


ただ、まだ値段は高いのが現状の課題のようです。記事では、イオンの植物肉のミンチは100g138円、国産若鶏胸肉のミンチは98円でした。4割程度高いとまだ誰でも買えるとまではいかないかも知れません。

植物肉の生産や販売を手がける上場企業はアメリカではビヨンドミートと言う会社があります。ビヨンドミートは2019年5月の上場時から約2年少しで3倍近くの株価になっています。

植物肉に留まらず、代替食品は開発競争は激しさを増しているようです。地球は人口が増え続けることによる食料問題も言われていますし、今後価格が下がってくるようならさらに市場は拡大するかも知れません。どうなっていくのか、商品だけでなく関連企業の株価で市場の変化も見てみようと思います。